くろもじ
くろもじはクスノキ科の落葉低木で独特の香気があり、明治の頃は香油を製して外国に輸出していました。また、現在は高級和菓子の楊枝や養命酒の生薬のひとつとして利用されています。
ひよじの里山にはくろもじが自生していますが、草刈り時に伐採されたり、藪のなかに埋もれて利用されないでいました。
このため、何か利用方法はないかと考え、お茶にすることにしました。薬草独特の臭み、苦味がなく、くせのないハーブティーとして香りをお楽しみください。
入れ方 1人前軽くひとつまみに熱湯を注ぐと淡い緑色になります。また、
10分程度煮出しすると、時間とともにピンク色になります。
本品は煎ってませんのでフライパンで軽く煎ってもいいでしょう。
成分 タンニン:抗がん作用、抗酸化作用
テルビネオール:抗炎症作用、抗アレルギー作用
リモネン:抗菌・殺菌作用、皮下脂肪などの蓄積抑制
リナロール:鎮静作用、血液降下作用
シネオール:殺菌作用、抗炎症作用
効能 リュウマチ、関節痛、筋肉痛の緩和
胃痛の緩和
リラクゼーション